有限会社 山元商店は、生産者と消費者を結ぶコーディネーターとして、
実需者(仲卸業者・スーパーのバイヤー様など)からの様々なニーズを受けながら、
産地の方々と一体となって、農産物を食卓へ届ける取り組みを行っています。
香港における青果の流通は日本本土の他の都道府県が先行して進出してきており、弊社および沖縄県にとっては市場参入は後発となってしまっている。その為、販路開拓には本土企業及び地域との中で、沖縄側が如何に優位性があるかを訴えることが重要となる。その中で弊社は本土との気候が異なる沖縄の「地の利」を生かす戦略を推進している。
例えば、冬の時期に本土産がボイラーなどで加温栽培を行いコスト高になる中、冬場の露地栽培が可能な沖縄では値頃感のある青果を提供できる。また香港と沖縄の直行便運行による追い風も生かし、「新鮮でかつ値頃感のある青果を、本土とは異なる時期に旬を演出できる」といった販売を実行している。
香港にとって最も魅力あるブランドは「日本」である。その中で弊社も沖縄産野菜(例えばゴーヤー など)だけに特化するのでなく、沖縄で栽培された 一般野菜を積極的に出荷している。
現在では「ゴーヤー」「島らっきょう」「パインアップル」 「パッションフルーツ」 「ほうれんそう」「小松菜」などあらゆる商品の流通に成功している。
また今後定番化の為に、また香港の消費者が食べなれていない野菜を食べてもらう為に、店頭での試食販売に工夫を施しプロモーションを実施した。
本事業で行った「ゴーヤー」の店頭プロモーションを例に見ると、ドレッシングの中でも「胡麻ドレッ シング」をかけて試食していただくと消費者からも 評価が高いなど、現地の嗜好にあった食べ方を模索したり、商品「Fresh Air Flown」といった沖縄産野菜のブランドシンボルを添付するなど、沖縄青果ブランド化も積極的に推進していった。
◎ 市場なので朝は早め。 大体5:00くらい。
◎ 渋滞もなく、朝は快適に通勤!
◎ 出社後、 その日競りに掛ける品物のチェックや準備。 競りのスタートは6:00から。
◎ 競りに掛けない(相対品)商品は、サンプルをならべて順次販売。
◎ 青果棟内にある仲卸さんの店舗へ向かい、商品の販売や今後の取引についての商談。
◎ 事務所に戻り、販売した商品の数量・販売先・価格などを帳票にて処理。
◎ 仲卸さんへ、 当日販売した商品の数量や価格の確認。
◎ 現地の方へ当日の販売価格などを連絡。
◎ 午前のデスクワーク終了後、昼食。
◎ 担当によって出張や商談など午後の予定が異なる為、朝食同様各自自分のペースでOKです。
◎ 午後はスーパーのバイヤーさんや仲卸さんとの商談など。
◎ お客さんからの翌日の注文、産地からの本日の出荷量の取りまとめを行い、次の日の商品の販売を組み立て。
◎ 青果物は天気によって出荷量が左右されるので、お客さんの注文を揃える為に商品の数量を確保、調整を行います。
独自のネットワークシステムと人材育成で販路拡大